相続とは
相続とは、人が死亡した場合に、亡くなった人(被相続人といいます)が所有していた一切の財産を、その家族(相続人といいます)が受け継ぐことをいいます。
相続は、人の死亡により開始します。ここでいう「死亡」には、自然死亡のほか、法律上死亡とみなされる失踪宣告や認定死亡を含みます。
ある人が亡くなった場合、民法で定められている法定相続人が、亡くなった人の財産を取得することを「相続」といいます。また、遺言によって相続人やその他の人が財産を取得する場合、これを「遺贈」といいます。
相続により財産を取得した場合には、預貯金、不動産、有価証券等の名義変更等相続手続きが必要となります。
また、取得した財産が一定の金額を超える場合には、相続税の申告と納付の必要が生じます。
相続税の申告は10ヶ月以内にしなければなりません。また、相続手続きは複雑であるため、早めに相談いただくことをお勧いたします。
相続の流れ
相続の流れは、次の通りです。
相続財産が一定額を超える場合、相続人は、故人がお亡くなりになった日から10ヵ月以内に相続税の申告と納付をしなければなりません。
次 >>誰が遺産を相続するの? ~相続人について~